ミノタブ

ミノタブはやめたほうがいいと言われる4つの理由と解決策を解説

ミノタブ_やめたほうがいい
ミノタブはやめたほうがいいと聞くのですが、なぜですか?

こんなお悩みにお答えします。

  • 「ミノタブをやめたほうがいいと聞くが、なぜなのかわからない」
  • 「ミノタブは使ってもいいのか使わない方がいいのか悩んでいる…」

ミノタブは今あるAGA治療薬のなかで最も発毛効果が期待できると言っても過言ではありません。

しかし、「やめたほうがいい」という意見もあり、使ってもいいのか悩む方も多いかと思います。

そこでこの記事では、実際にミノタブを使って薄毛を改善しその後やめたわたしが「ミノタブをやめたほうがいいと言われる理由と解決策」について詳しく解説します。

ミノタブを使ってもいいのか悩んでいる方の参考になればうれしいです。

ミノタブの副作用へのフォロー体制が最も整っているAGAクリニックはこちら(ページの後半に飛びます)

ミノタブをやめたほうがいいと言われる4つの理由

ミノタブはやめたほうがいいと言われる理由は、以下の3つです。

  1. AGAガイドライン「行うべきではない」
  2. 有効性を認めるデータが少ない
  3. 副作用のリスクが高い
  4. 厚労省は未承認

AGAガイドライン「行うべきではない」

ミノタブの使用は、AGA診療ガイドラインでは推奨されていません。

ミノタブは日本皮膚科学会の男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版でDランク評価を付けられており、「行うべきではない」と書かれています。

CQ14:ミノキシジルの内服は有用か?

推奨度:D
推薦文:ミノキシジルの内服を行うべきではない.
解説:ミノキシジル内服の有用性に関して臨床試験は実施されていない.

引用元:日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」

AGA診療ガイドラインが「ミノタブの使用は行うべきではない」とする理由は、ミノタブの有効性や安全性を認める信頼できるデータが少ないためです。

有効性を認めるデータが少ない

AGAガイドラインでは「ミノタブの有用性に関してデータが少ない」と書かれていますが、実際はどうなのでしょうか?

実は、ミノタブの有効性や安全性を認めるデータは増えてきています。

もともと【ミノキシジル外用+フィナステリド】がAGA治療のスタンダードですが、近年ミノキシジル外用だと頭皮の炎症が生じて続けられない方の代替療法として、ミノタブの使用が検討されています。

たとえばある研究報告では、ミノタブを6ヶ月使用した20〜55歳のAGA男性41名のうち37名(90.2%)で改善が見られたと報告されています。

OM, 2.5 or 5 mg daily, was given for a minimum of 6 months.
1日2.5または5mgのミノタブが少なくとも6か月間与えられました。

A total of 41 men with a mean age of 33.3 years (range, 20-55) were included. They received OM at a daily dose of 2.5 mg (10 patients) or 5 mg (31 patients).
平均年齢33.3歳(20〜55歳)の合計41人の男性が含まれていました。 彼らは、2.5mg(10人の患者)または5mg(31人の患者)の1日量でミノタブ治療を受けました。

Clinical improvement was observed in 37 patients (90.2%), with 11 of these patients (26.8%) presenting a marked improvement.
臨床的改善は37人の患者(90.2%)で観察され、これらの患者のうち11人(26.8%)が顕著な改善を示しました。

引用元:Effectiveness and safety of low-dose oral minoxidil in male androgenetic alopecia(2019)

 

同じ研究報告では、28歳の男性が3ヶ月ミノタブ治療を続けた結果の写真が掲載されています。↓

 

また、別の研究報告では、ミノタブの副作用と安全性についてのデータが報告されています。

この研究では、合計1,404名の患者(女性943人[67.2%]、男性461名[32.8%]、平均年齢43歳)を対象としています。

ミノタブの副作用 割合
多毛症 15.1%
立ちくらみ 1.7%
体液貯留 1.3%
頻脈 0.9%
頭痛 0.4%
眼窩周囲浮腫 0.3%
不眠症 0.2%

軽度の副作用はあるものの、命にかかわるような危険性は観察されなかったと報告されています。

No life-threatening adverse effects were observed.
生命を脅かす悪影響は観察されませんでした。

引用元:脱毛症に対する低用量経口ミノキシジルの安全性(2021)

副作用のリスクが高い

「ミノタブは副作用が危険だからやめたほうがいい」という意見もあります。

ミノタブで最も懸念すべき副作用は、心臓への影響リスクです。

ミノタブは血管を拡張し、血流を改善することで発毛を促します。

ミノキシジルに毛組織血管の拡張による血流改善効果が期待されるし,仮にそうであるならば毛組織の栄養状態を改善し,発毛を促すと推定される.

引用元:小友進「ミノキシジルの発毛作用について」

ミノタブの作用は全身に血流を送り出す心臓にも影響すると考えられます。

それによって、動悸や息切れ、胸の痛みなどが生じる可能性があります。

ミノタブはもともと高血圧を治療するための薬でした。高血圧の患者さんにミノタブを使ったら多毛症の副作用が見られたことから、それが応用してAGA治療にも使われるようになりました。

 

ミノタブを過剰服用すると重度の低血圧や心筋梗塞などが生じる可能性があります。

実際に、ミノタブの過剰服用して心筋梗塞が生じた海外事例が報告されています。

症例レポート「経口ミノキシジルの過剰摂取に続発する重度の低血圧による2型心筋梗塞 」

関連記事:ミノタブで死亡する可能性は?心臓の病気のリスクと対処法

厚労省は未承認

ミノタブをAGAの治療法として認めている国はまだなく、厚労省も未承認です。

これまで見てきたように少しずつデータは増えてきているものの、まだ十分な水準に達していないためと考えられます。

それでもミノタブを使用する人が多い理由

「ミノタブはやめたほうがいい」という意見もある一方で、それでもミノタブを使用している方はとても多いです。

ミノタブを使用する人が多くいる理由は、AGA治療薬のなかで最も発毛効果が期待できるからです。

AGA治療薬は4種類しかなく、そのうち発毛効果が期待できるのは「塗りミノ」と「ミノタブ」2種類のみです。

  1. フィナステリド
  2. デュタステリド
  3. ミノキシジル
    ミノキシジル外用薬(塗りミノ)
    ミノキシジル内服薬(ミノタブ)
ビビリ
ビビリ
フィナステリドやミノキシジル外用では薄毛の改善が難しい場合に、ミノタブを使わざるを得ないのが現状です。

関連記事:ミノタブの効果がわかる写真と体験レビュー【4年間の治療経過】

ミノタブと塗りミノはどちらが発毛効果が高いのか?

ミノタブのほうが塗りミノよりも高い発毛効果が期待できます

ミノタブ1mgとミノキシジル5%の塗りミノの効果を比較した研究によれば、ミノタブのほうが大きな改善が見られたと報告されています。

  ミノタブ 塗りミノ
変化なし 7人(27%) 12人(46%)
わずかに改善 16人(62%) 11人(42%)
大幅に改善 2人(8%) 1人(1%)

if the outcomes are taken together, they suggest a trend toward a greater improvement in the oral minoxidil group.

結果をまとめると、経口ミノキシジル(ミノタブ)群でより大きな改善が見られる傾向が示唆されます。

引用元:女性型脱毛症の治療のためのミノタブ1mg対ミノキシジル5%局所溶液(2020)

このように、塗りミノよりもミノタブのほうが発毛効果が高いため、塗りミノでは効かなかった人がミノタブを使用していると考えられます。

ミノタブをやめて塗りミノにしたほうがいいのか?

わたしはミノタブで薄毛を改善し、その後2年以上塗りミノで維持しています。

 

ミノタブを使って頭頂部と生え際の薄毛が改善しました。↓

 

ミノタブをやめて薄毛に戻ってしまったのですが、その後2年以上塗りミノで維持しています。

ミノタブやめたときと塗りミノの比較

 

ただ、すべての方がミノタブ→塗りミノで維持できるとは限りません。

塗りミノでは効果が感じられず、ミノタブを再開する方もいます。↓

 

塗りミノはミノキシジル2%〜16%まであるので、まずはAGAガイドライン推奨のミノキシジル5%から始めてみて、効き目を見ながら調整しましょう。

ミノキシジル16%の塗りミノを6ヶ月以上使っても効果がなければミノタブを使わざるを得ないでしょう。

関連記事:塗りミノのおすすめはどれ?塗りミノ12商品の価格・効果を比べてみた

ミノタブの個人輸入はリスクが高すぎる3つの理由

ミノタブは個人輸入で安く入手する方法もありますが、リスクが高すぎるためおすすめしません。

ミノタブの個人輸入のリスクは、以下の3つです。

  1. 偽物を購入してしまうリスク
  2. 健康被害が生じるリスク
  3. 治療費が全額自己負担になるリスク

偽物を購入してしまうリスク

個人輸入のミノタブには、正規品を偽った偽物が紛れている可能性があります。

個人輸入のミノタブは、その多くがインドや東南アジアからの輸入品です。

これらの国々では、より多くの人が薬を使えるように安い価格で購入できるようになっていますが、薬の法律が日本に比べてかなり緩く、偽造品が紛れている可能性があります。

 

厚労省も医薬品の個人輸入による偽造製品の危険性について注意喚起しています。↓

ED治療薬をインターネットで購入すると、40%がニセモノという鑑定結果が出ました。
調査会社に依頼し、インターネットサイトからED治療薬を購入。
真偽を鑑定し、含有成分について化学分析行った結果、40%が偽造品でした。偽造品には、有効成分を全く含まないもの、全く違った成分が含まれているもの、不純物を含むものがみられました。
不純物混入による死亡例を含む健康被害を及ぼすことが報告されています。

引用元:厚生労働省「海外医薬品や海外サプリメントの個人輸入のリスクについて」

健康被害が生じるリスク

日本の医薬品の基準を満たしていないミノタブを使用して、重篤な健康被害が生じて後遺症が残る可能性もゼロではありません。

とくにミノタブは心臓にも影響する作用があるため、安全性が確認されていないミノタブの使用はかなり危険です。

個人輸入される医薬品等の品質、有効性及び安全性(以下「品質等」という。)については、我が国の医薬品医療機器等法に基づく確認がなされていません。
国によっては、医薬品等の品質等について、我が国と同じレベルでの確認が行われていないことがあります。

品質等の確認が行われていない医薬品等は、期待する効果が得られなかったり、人体に有害な物質が含まれている場合があります。

引用元:厚労省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」

治療費が全額自己負担になるリスク

個人輸入で入手したミノタブで健康被害が生じた場合、その治療費は全額自己負担になります。

日本で購入した医薬品を正しく使用したにもかかわらず健康被害が生じた場合は医薬品副作用被害救済制度で医療費が給付されますが、個人輸入のミノタブは対象外です。

医薬品副作用被害救済制度とは、医薬品を適正に使用したにもかかわらず、その副作用により入院治療が必になるほど重篤な健康被害が生じた場合に、医療費や年金などの給付を行う公的な制度です。

 

安いからと個人輸入のミノタブを購入したものの、副作用が生じて病院を受診し、結果的に多額の医療費がかかってしまう可能性も考えられます。

日本国内で医薬品医療機器等法を遵守して販売等されている医薬品については、それを適正に使用したにもかかわらず重大な健康被害が生じた場合に、その救済を図る公的制度(医薬品副作用被害救済制度)があります。 しかし、個人輸入された医薬品による健康被害については救済対象となりません。

引用元:厚労省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」

 

  1. 偽物を購入してしまうリスク
  2. 健康被害が生じるリスク
  3. 治療費が全額自己負担になるリスク

このように、ミノタブの個人輸入には上記3つのリスクがあるためおすすめできません。

副作用のフォロー体制が最も整ったAGAクリニック

ミノタブは高い発毛効果が期待できますが、副作用に注意して使う必要があります。

AGAヘアクリニックは、副作用へのフォロー体制が圧倒的に整っています。

副作用へのフォロー AGAヘアクリニック 一般的なAGAクリニック
BNP値の測定 ×
毎回の血圧測定 ×
体重測定 ×
むくみの診察 ×
大学病院との連携 ×

この中で特に注目すべきは、「BNP値の測定」です。

特殊な血液検査でBNP値を測定することによって、「心臓に負担がかかっているか」を客観的に確認することができます。

BNPの正式名称は「脳性(B型)ナトリウム利尿ペプチド」、つまり最初は脳で発見されたホルモンなのですが、現在は壁の進展や圧上昇などのストレスによって心臓(心室)から分泌されるホルモンとして知られています。BNPはそのものが血管を拡げ、尿の排出を促す作用を持っており、心臓へのストレスを和らげる生理作用を持っています。したがって、その値の上昇は「心臓に負担がかかっている」状況を鋭敏に反映しており、「心不全」を診断する上で有用な指標になっています。

引用元:あさぶハート・内科クリニック「血液のBNP値で分かること」

 

また、大学病院などの高度医療機関と綿密に連携しているため、副作用が生じたとしても安心して治療できる体制が整っています。

AGAクリニック価格比較表を見る
AGAクリニック フィナステリド フィナステリド+ミノタブ
AGAヘア
クリニック
初月
0円

次月以降
3,600円
初月
10,800円

次月以降
12,600円
AGAスキン
クリニック
初月
3,700円

次月以降
6,200円
初月
11,400円

次月以降
13,900円
銀座総合美容
クリニック
7,020円 17,820円
AGAメディカル
ケアクリニック
初月
3,630円

次月以降
8,800円
27,500円
Dクリニック 初月
6,600円

次月以降
6,600円

診察費用
5,500円
初月
11,000円

次月以降
27,500円
ビビリ
ビビリ
わたしが銀座総合美容クリニックに通っていたときは1ヶ月18,900円でした。

ミノタブを使用するなら副作用へのフォロー体制が整っているAGAヘアクリニックがおすすめです。

診察・カウンセリングは何度でも無料です

まとめ:ミノタブはやめられるに越したことはないが、使わざるを得ない場合もある

今回は「ミノタブはやめたほういいと言われる理由と対処法」を解説しました。

ミノタブをやめたほうがいいと言われる理由は、以下の4つです。

  1. AGAガイドライン「行うべきではない」
  2. 有効性を認めるデータが少ない
  3. 副作用のリスクが高い
  4. 厚労省は未承認

これまでミノタブは有効性や安全性を裏づけるデータが少ないと言われてきましたが、近年ミノキシジル外用の代替療法として注目されており、研究報告が増えてきています。

AGAガイドラインで推奨されている【ミノキシジル外用+フィナステリド】で薄毛を改善できるならそれに越したことはありませんが、それでは効かない場合にミノタブを使わざるを得ないのが実情です。

ミノタブを使用する場合は、副作用のフォロー体制が整っている医療機関で使用しましょう。

ミノタブやめた
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